日経平均 ; 26821.52 (-164.28)
TOPIX ; 1889.64 (-7.15)
マザーズ ; 761.05 (-31.81)
東証REIT ;1989.85 (+17.68)
日経平均は反落。新興市場もマザーズが大幅下落、東証REITは反発。とりあえず上昇が一服してここまでの下げは調整の範囲、この後上下どちらに動くかがポイントですかね。
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日経平均は164円安と反落、売り一巡後の戻り限定、精密・情報通信・電機株など軟調=11日後場
15:25 配信 モーニングスター
11日後場の日経平均株価は前週末比164円28銭安の2万6821円52銭と反落。朝方は、前週末の米国市場で、米長期金利の上昇を背景にナスダック総合指数やSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)が下落した流れを受け、半導体関連株など値がさハイテク株中心に売りが先行した。いったん持ち直し、上げに転じる場面もあったが、買いは続かず、再度軟化した。時間外取引の米株価指数先物が安く、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数の下げも重しとなり、先物売りに下げ幅を広げ、後場入り後には2万6720円46銭(前週末比265円34銭安)まで下押した。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定された。なかで、精密、情報通信、電機株などが軟調だった。
東証プライムの出来高は11億4889万株、売買代金は2兆5014億円。騰落銘柄数は値上がり600銘柄、値下がり1189銘柄、変わらず50銘柄。
市場からは「25日線の攻防だが、米金利上昇でグロース(成長)株が売られると指数は重くなる。夜間取引の米株先物安や中国株安も上値圧迫要因だ。ウクライナ情勢に中国でのロックダウン(都市封鎖)など良い話がないなかで、米3月CPI(消費者物価指数)の発表を12日に控え、積極的になれない」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、HOYA <7741> 、ニコン <7731> 、島津製 <7701> などの精密株が軟調。ソフバンG <9984> 、NTT <9432> 、ZHD <4689> などの情報通信株や、東エレク <8035> 、アドバンテスト <6857> 、ソニーG <6758> などの電機株も売られた。JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株もさえず、エムスリー <2413> 、リクルートHD <6098> 、楽天グループ <4755> などのサービス株も安い。東レ <3402> 、帝人 <3401> などの繊維製品株や、リンナイ <5947> 、横河ブリッジHD <5911> などの金属製品株もさえない。
半面、東電力HD <9501> 、中部電力 <9502> 、北陸電力 <9505> などの電気ガス株が上昇。日水 <1332> 、サカタのタネ <1377> などの水産農林株も高い。三菱UFJ <8306> 、りそなHD <8308> 、三井住友 <8316> などの銀行株や、第一生命HD <8750> 、MS&AD <8725> 、かんぽ生命 <7181> などの保険株も買われた。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も堅調。
個別では、ピアラ <7044> 、ギークス <7060> 、ベイカレント <6532> 、マーキュリア <7347> などの下げが目立った。半面、東京エネシス <1945> 、カーブスHD <7085> 、酉島製 <6363> 、大有機化 <4187> などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、17業種が上昇した。
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