日経平均 ; 27433.40 (+50.84、2日続伸)
TOPIX ; 1982.40 (-0.26)
マザーズ ; 773.76 (+2.80)
東証REIT ; 1863.96 (+6.37、2日続伸)
日経平均は2日続伸。12月のサプライズで日銀の政策動向も注視されるようになってきてますが、
市場は引き続き膠着状態、何らか政策的な変化が見られるまではこのままですかね。
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日経平均は50円高と続伸、午後は円高で再度マイナス圏入りの場面も持ち直す=30日後場
15:23 配信 モーニングスター
30日後場の日経平均株価は前週末比50円84銭高の2万7433円40銭と続伸。朝方は、前週末の米国株高を支えに買いが先行した。いったん下げに転じた後、先物買いを交えて切り返し、前場早々に2万7486円42銭(前週末比103円86銭高)まで上昇した。ただ、買いは続かず、後場入り後は円高歩調とともに先物にまとまった売りが出て、再度マイナス圏入りし、一時2万7337円25銭(同45円31銭安)まで軟化した。その後は大引けにかけて持ち直した。
東証業種別株価指数(全33業種)では、化学、繊維製品、空運など15業種が値上がりし、鉄鋼、石油石炭製品、鉱業など18業種が値下がりした。東証プライム銘柄では、全体の52%が上昇した。
東証プライムの出来高は11億3070万株、売買代金は2兆7730億円。騰落銘柄数は値上がり960銘柄、値下がり794銘柄、変わらず81銘柄。
市場からは「令和国民会議(令和臨調)が政府・日銀の共同声明の見直しを提言、2%の物価目標を長期的な目標に据えることを提案し、これをきっかけに円高が進み、売りを誘った。もっとも、売りは一時的だった。何であれ、マーケットは動く材料を欲しているようだ」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、信越化 <4063> 、資生堂 <4911> 、日東電工 <6988> などの化学株が堅調。デサント <8114> 、オンワードH <8016> などの繊維製品株も高く、ANA <9202> 、JAL <9201> などの空運株も引き締まった。HOYA <7741> 、トプコン <7732> 、シチズン時計 <7762> などの精密株や、ヤマトHD <9064> 、SGHD <9143> 、セイノーHD <9076> などの陸運株も値を上げた。ニッスイ <1332> などの水産・農林株もしっかり。
半面、日本製鉄 <5401> 、JFEHD <5411> 、冶金工 <5480> などの鉄鋼株が軟調。ENEOS <5020> 、出光興産 <5019> などの石油石炭製品株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も安い。SOMPOH <8630> 、東京海上 <8766> 、MS&AD <8725> などの保険株も売られた。
個別では、TOB(株式公開買い付け)対象の兼松エレク <8096> (監理)がストップ高となり、サンワテクノ <8137> 、イントラスト <7191> 、アジアパイル <5288> などが値上がり率上位。半面、M&ACH <2127> がストップ安となり、ベステラ <1433> 、RPAH <6572> 、テノHD <7037> などが値下がり率上位。
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