日経平均 ; 28514.78 (+21.31、7日続伸)
TOPIX ; 2026.97 (+8.25、7日続伸)
マザーズ ; 755.61 (-0.96)
東証REIT ; 1818.80 (+4.69、3日続伸)
日経平均は7日続伸。7連騰は9ヶ月ぶりだそうです、あまり上昇している感じでもないんですけどね。
-----------------------------------
日経平均は21円高、9カ月ぶりの7連騰も上値限定=17日後場
15:19 配信 ウエルスアドバイザー
17日後場の日経平均株価は前週末比21円31銭高の2万8514円78銭と小幅ながら7営業日続伸。7連騰は、昨年7月13-22日以来約9カ月ぶりとなる。朝方は、円安・ドル高が支えとなり、輸出関連株などに買いが先行し、前場の早い段階で2万8599円75銭(前週末比106円28銭高)まで値を上げた。一巡後は、連日の上昇で利益確定売りも出やすく、いったん下げに転じ、前場中盤には2万8414円98銭(同78円49銭安)まで軟化した。その後下げ渋り、後場は再度プラス圏に持ち直した。ただ、買い気は鈍く、上値は限定された。
日経平均プラス寄与度では、ファナック <6954> の15円強を筆頭にソフバンG <9984> が10円強、TDK <6762> が9円強と続いた。東証業種別株価指数(全33業種)では、海運、銀行、ゴム製品など25業種が値上がりし、卸売、鉱業、小売など8業種が値下がりした。東証プライム銘柄の50.1%が上昇した。
東証プライムの出来高は9億5129万株、売買代金は2兆2224億円。騰落銘柄数は値上がり920銘柄、値下がり820銘柄、変わらず95銘柄。
市場からは「米株安を円安でカバーした格好だ。水準的には利益確定売りが出やすいが、この粘り腰を見ると押し目買い意欲の強さがうかがえる。ただ、ここから上は米株が上がってこないと買いにくいのではないか」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株が堅調。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などの銀行株も買われた。浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などのゴム製品株や、JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株も高い。トヨタ <7203> 、日産自 <7201> 、いすゞ <7202> 、マツダ <7261> などの輸送用機器株も値を上げ、オリックス <8591> 、クレセゾン <8253> などのその他金融株も物色された。
半面、伊藤忠 <8001> 、丸紅 <8002> 、三井物産 <8031> などの卸売株が軟調。INPEX <1605> 、三井松島HD <1518> などの鉱業株もさえず、ファーストリテ <9983> 、イオン <8267> 、良品計画 <7453> などの小売株も売られた。ENEOS <5020> 、日本コークス <3315> などの石油石炭製品株や、日本紙 <3863> 、レンゴー <3941> などのパルプ・紙株も安い。
個別では、テラスカイ <3915> がストップ高となり、DDHD <3073> が一時ストップ高。ALサービス <3085> などの上げも目立った。半面、新日科学 <2395> がストップ安となり、ヨシムラFH <2884> 、サーバーW <4434> などが値下がり率上位。
-----------------------------------
