日経平均 ; 26386.63 (-313.48)
TOPIX ; 1860.76 (-17.75)
マザーズ ; 700.45(-10.99)
東証REIT ;1997.66 (+9.01)
日経平均は大幅安。昨晩の米国株が大幅安となり、日経平均も一時は26,000円割れ目前まで下落しましたが、日中は値を戻し300円超安で引けました。
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日経平均は313円安と大幅反落、終盤にかけ下げ渋る、米株先物高に中国株高が支えも戻り限定=27日後場
15:23 配信 モーニングスター
27日後場の日経平均株価は前日比313円48銭安の2万6386円63銭と大幅反落。朝方は、中国の新型コロナウイルス感染拡大で世界景気の減速が懸念され、26日の米国株式が急落したことを受け、売り優勢で始まった。下げ幅を拡大し、前場前半には2万6051円04銭(前日比649円07銭安)まで下落する場面があった。一巡後は、先物買いを交えて持ち直した。時間外取引で米株価指数先物が高く、中国・上海総合指数の上げも支えとなり、後場終盤にかけて下げ渋り、一時2万6406円62銭(同293円49銭安)まで引き戻した。ただ、買いは続かず、戻りは限定された。
東証プライムの出来高は16億5561万株、売買代金は3兆9994億円。騰落銘柄数は値上がり600銘柄、値下がり1198銘柄、変わらず40銘柄。
市場からは「きょうの外国人オーダーはフラットで、銘柄入れ替え的な印象だ。ただ、きのうファンドの解約売りが出ており、改めて解約売りが出る可能性もあり、強気にはなれない」(外資系証券)との声が聞かれた。
業種別では、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、マネックスG <8698> などの証券商品先物株や、JPX <8697> 、オリックス <8591> 、クレセゾン <8253> などのその他金融株が下落。王子HD <3861> 、日本紙 <3863> 、レンゴー <3941> などのパルプ紙株や、浜ゴム <5101> 、住友ゴム <5110> などのゴム製品株も安い。近鉄エクス <9375> 、三菱倉 <9301> 、住友倉 <9303> などの倉庫運輸関連株もさえない。日産自 <7201> 、ホンダ <7267> 、日野自 <7205> などの輸送用機器株も売られた。AGC <5201> 、東海カ <5301> 、住友大阪 <5232> などのガラス土石株や、オリンパス <7733> 、テルモ <4543> などの精密株も値を下げた。
半面、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> などの海運株が上昇。石油資源 <1662> 、INPEX <1605> などの鉱業株も堅調。東京海上 <8766> などの保険株や、大阪ガス <9532> 、東ガス <9531> などの電気ガス株も高い。ソフトバンク <9434> 、トレンド <4704> などの情報通信株も買われた。
個別では、キッコーマン <2801> 、シマノ <7309> 、コア <2359> 、トナミHD <9070> 、信越ポリ <7970> などの下げが目立った。半面、山洋電気 <6516> がストップ高となり、アマノ <6436> 、マーケットエンター <3135> 、東エレデバ <2760> 、邦ガス <9533> などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、26業種が下落した。
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