直感重視の素人投資家、天地人の株日記です。株や経済に関するネタを中心に書いていく予定です。
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今週ようやく決算説明資料が出てきましたので、遅ればせながら2374 セントケア・ホールディングの3Q決算発表をチェックします(→リンク)。決算発表後に、今期の期末配当予想の修正を発表済みです(→リンク)。 早速、決算の内容から。 20143Q 売上;236.3億 営利;14.2億 経利;13.9億 当期純利;7.8億 2014通(予想) 売上;320.4億 営利;16.9億 経利;16.5億 当期純利;9.0億 20133Q(前年) 売上;214.3億 営利;12.0億 経利;12.1億 当期純利;6.7億 中間は前年同期比で売上10.2%増、営業利益18.4%増と二桁の増収増益を継続。通期の予想に対し、売上は73.8%、営業利益は84.0%の進捗で、今のペースだと売上はやや届かないかという感じですかね。営業利益は進捗は良いですが、昨年も4Qの営業利益は1.7億円しかありませんでしたので、4Qで昨年を上回らないと通期の業績予想は達成できない状況です。 恒例の四半期毎の売上チェックですが、59.7億→61.5億→63.5億→68.3億⇒68.3億→72.2億→73.9億→72.1億⇒77.1億→78.8億→80.4億円と順調に増加中。ただ通期の売上達成には4Qで84.1億必要なので、ちょっときびしいか・・・。部門別に見ると訪問系は売上増加&利益率維持で利益増加、施設系は売上増加&利益率増加で利益大幅増となっています。そろそろ興味が今期の業績から来期に移ってくる時期ではありますが、今期はまあ大丈夫でしょう。 株価は少し水準を切り上げまして1400円前後で推移、今期予想PERで12倍くらいですね。まだ株価は割安ですし、早めの増配発表もありましたので、特に投資方針は変えずこのままホールドです。 PR
続いてまたちょっと戻りまして、4845 フュージョンパートナーの中間決算です(→リンク)。
早速、決算の内容からチェック。 2014中 売上;9.2億 営利;1.8億 経利;1.9億 当期純利;1.1億 2014通(予想) 売上;18.2億 営利;3.4億 経利;3.4億 当期純利;2.1億 2013中(前年)売上;8.8億 営利;1.7億 経利;1.8億 当期純利;1.0億 中間も売上が前年同期比4.6%増、営業利益は8.9%増と増収増益を継続。通期の業績見通しに対して、売上、営業利益共に進捗率は50%を上回り、また元々の中間期業績予想を上回っているので、計画を上回って順調に推移しているようです。 主力のSaaS/ASP事業の四半期毎の売上推移は、「4.16億→4.30億→4.09億→4.08億⇒4.27億→4.60億」と1Qに引き続き増収を継続。昨年は2Q→3Qで売上が下がったので手放しで楽観はできませんが、ストック型ビジネスの売上は順調に積み上がっているようですね。原価率は、39.2%→39.8%→39.9%⇒38.9%→39.5%と若干増加しましたが、横ばいで推移しています。 株価は年末年始の上昇相場で一瞬上がりましたが、結局戻ってきて定位置の300円前後に落ち着いています。株価水準も業績動向も1Qから大きな変化はないので、ここも引き続きホールドでいきます。
決算発表の続き、先週発表の8789 フィンテックグローバルの1Q決算です(→リンク)。その前の週末に投資事業組合からの投資回収の発表(→リンク)。そして先週金曜に行使価格修正条項付き新株予約権の発行を発表(→リンク)。なんか良い物から悪い物まで色々出してくれてます。
まずは決算の内容から。 20141Q 売上;2.8億 営利;-2.0億 経利;-0.8億 当期純利;-0.8億 2014通(予想) 売上;21.0億 営利;2.0億 経利;2.0億 当期純利;2.0億 20131Q(前年) 売上;2.4億 営利;-2.5億 経利;-2.2億 当期純利;-1.5億 1Qの売上は前年同期比16.0%増、営業利益は赤字ですが赤字幅は前年に比べて縮小。この決算だけ見ると特に良くもなく悪くもなく・・・利益ベースで赤字なのでどちらかと言えばネガティブですかね。今期の業績は別IRで出た投資事業組合からの投資回収⇒売上・営業利益10.5億円がどう計上されるかで全く違うものになってしまうので、今は1Q決算だけでどうこう言ってもあまり意味のない状況です。 一応、四半期ごとの業績推移を見ておきますと、売上推移は「2.43億→3.64億→3.77億→6.18億⇒2.82億」、営業利益推移は「-2.49億→0.07億→-0.64億→2.75億⇒-1.95億」。事業別に見ると投資銀行事業やアセットマネジメント事業は売上を伸ばしていますが、その他投資先事業や公共財関連事業が足を引っ張ってますね。Craneの仲裁はまだ係争中ですし、その他投資先事業にはまだ爆弾が残されているなと。 加えて、今後の取り組みとしてムーミン物語によるテーマパーク運営、岡山建設による不動産事業、水力発電への投資事業などを計画中とのこと。この中で気になるのは不動産事業ですかね。岡山建設を連結子会社して土地の取得、住宅建設、販売まで全部やろうということみたいですが、今時点で収益トントンの会社を買収してどれだけの収益をあげられるのか・・・今後投資も更に嵩みそうなのでちょっと心配です。 で、心配の種が一つ現実になってしまったのが、先週末に発表したMSワラント。今週に入って株価が下がっているので、上げ過ぎた反動かなと思っていたらMSワラントとは・・・。もう少しマシな資金調達方法はないのかと思いますが、まあ用途が前向きな投資なのが救いですかね。これからもう何発かありそうな予感もするので、株主に迷惑をかける分しっかり収益を上げて欲しいです。 株価は投資回収IRで大幅上昇した後、先週のMSワラント発表で今週はマイナスで推移。まあ最大20%くらい希薄化しますが、もともと時価総額が安かったので、積極投資で黒字化してくれればまだ上昇余地はあるのかなと思ってます。昨年安い所で買えたのでリスクも少ないし、がっちりホールド継続でいきます。
月曜はもう1社、4680 ラウンドワンの3Q決算です(→リンク)。同時に特損計上と業績予想の下方修正を発表しました(→リンク)。
早速、決算の内容を見て行きます。 20143Q 売上;605.9億 営利;50.8億 経利;33.3億 当期純利;-144.2億 2014通(予想)売上;860.0億 営利;116.0億 経利;84.0億 当期純利;-160.0億 20133Q(前年)売上;623.4億 営利;65.7億 経利;38.4億 当期純利;13.2億 3Qは前年同期比で売上2.8%減、営業利益は22.8%減と減収減益。セールス&リースバックによる特損計上で、上期からすでに大赤字決算でしたが、追加の特損と減損の発表があり、さらに赤字が拡大しました。まあ元々大赤字ではありましたけど、150億円の赤字となるとインパクトがありますね。。。月次は12月から少し改善傾向にありますが、通期の売上達成にはまだリスクがあり、更に赤字が拡大する可能性もありそうです。 サービス別の業績を確認しておきますと、ボーリングは相変わらずマイナスで前年同期比-7.7%、アミューズメントは少し改善して同-1.2%、カラオケは増収幅が減って同+0.1%、スポッチャは好調で同+4.1%。ボーリングは時間指定投げ放題とか靴代込みのお得プランとか色々やっていますが、1月の月次も-13.2%で更に悪化しています。今が底で来期以降の伸び代になってくれると良いですけどね。。。 セールス&リースバックはバラバラとIRが出ていますが、2月10日までで36店舗が完了。通期で40店舗前後の計画であり、計画通りに進捗すると来年度には有利子負債ゼロになる可能性があるようです。当初は2016年3月期までに・・・という事でしたので、うまく行けば1年前倒しになるという事ですね。 今回、追加の特損が発表された事もあってか、株価は発表後に大きく下落。それでも去年の秋に比べればかなり上昇していますし、大赤字は元々織り込み済なので、特に投資判断は変えずにホールド継続です。
続いて、2305 スタジオアリスの通期決算です(→リンク)。事前に業績予想の下方修正を発表済みです(→リンク)。
早速、決算の内容をチェック。 2013通 売上;353.7億 営利;30.9億 経利;31.0億 当期純利;12.4億 2014通(予想)売上;370.0億 営利;41.0億 経利;40.7億 当期純利;17.5億 2012通(前年)売上;337.9億 営利;44.3億 経利;44.5億 当期純利;17.2億 前年度は結局一昨年比で売上4.7%増、営業利益30.2%減の増収減益で着地。月次からは売上は無理だろうと思っていたので、まあ想定通りですかね。注目の今期予想は、売上4.6%増、営業利益32.5%増と増収増益。営業利益は30%超の増益を見込むと言っても、それでも一昨年より金額は少ないですからね。。。逆に良い方向に解釈すれば、無茶な目標ではないとも言えるかもしれませんが。 事業内容としては3Qと変わらず、早撮り七五三キャンペーンなどが功を奏して売上は増加したものの、単価下落による原価率アップと販管費の増加で営業利益は減益となっています。今期の見通しにコスト抑制という類の言葉はなく、逆に設備投資を増やす(45億円→60億円)という話が出ているので、売上増による収益改善を狙ってるんでしょうかね。前期と同じで売上次第では大きな減益リスクがあるので、月次でチェックしていきたいと思います。 株価はこの決算発表を受けて上昇。株価は今期予想PERで約13~14倍、配当利回りは3.2%なので、ここも株価的には高くもなく安くもなく。決算発表と同時に出た1月の月次はまあまあでしたし、特にこれまでと方針は変えずホールド継続です。
12月に参戦したたため今回が初めての決算チェックとなる、2406 アルテ サロン ホールディングスの通期決算です(→リンク)。
早速、決算の内容から。 2013通 売上;68.6億 営利;4.3億 経利;4.7億 当期純利;2.0億 2014通(予想) 売上;70.0億 営利;4.7億 経利;4.8億 当期純利;2.0億 2012通(前年) 売上;66.7億 営利;5.2億 経利;5.6億 当期純利;1.9億 前年度は前年同期比で売上2.9%増、営業利益は18.1%減と増収減益で着地。10月に業績予想を見直していますが、ほぼその予想通りの結果でしたね。32.0%増と増収増益。減益要因は、材料および労務費の増加、人件費の増加、ブランドイメージアップ費用の増加という事で、コストアップと戦略的な投資と両方含まれていますね。そして注目の今期予想は売上2.0%増、営業利益10.3%増と増収増益の予想。店舗を10店舗増やす事による売上増加と、スクラップ&ビルド=店舗のダウンサイジングによるコストダウンがポイントになってくるでしょうか。 財務面で気にしておいた方が良さそうなのは、キャッシュフローですかね。店舗開発費用の増加と有利子負債の圧縮により、昨年度はフリーキャッシュフローが大きくマイナスになっています。まだ気にするレベルではありませんが、今年もマイナスでキャッシュが薄くなってくると心配なので、一応気にしてはおきたいと思います。 その他、決算説明資料の美容業界の動向の中で、美容師の減少というスライドがありますが、街中の美容室の乱立を見るに美容師も過当競争なんだろうと思っていたのですが、意外にも逆に人不足なんですね。前期の減益要因の一つに人件費の増加がありましたが、認識を新たにしました。 株価は12月の配当落ちで下げて以降、ジリジリと下げ続けており、2月に入ってからは500円を挟んで揉み合う展開。今の株価で今期予想PERで12~13倍くらいなので、特に高くもなく安くもなくという感じでしょうか。そんなに派手な動きをする銘柄でもないので、じっくりホールドしていきたいと思います。
また決算発表チェックに戻りまして、先週金曜に発表された9792 ニチイ学館の3Q決算発表を見て行きます(→リンク)。
早速、決算の内容を見ていきます。 20143Q 売上;2042億 営利;50.6億 経利;39.5億 当期純利;23.0億 2014通(予想) 売上;2732億 営利;66.0億 経利;50.0億 当期純利;28.0億 20133Q(前年) 売上;1996億 営利;66.3億 経利;61.3億 当期純利;28.9億 中間は前年同期比で売上2.3%増、営業利益23.7%減で減収減益。語学事業が足を引っ張る構図に3Qも変化はなく、今期はこのまま最後まで行きそうですね・・・。来期に向けて改善の兆しが見られないのも気になる所ですが。。。 事業別動向を見ておきますと、まず主力の医療関連事業は売上1.8%増、営業利益1.0%減で引き続き増収減益。ただし、減益とは言え、1Qの大型病院の立ち上げに伴う人件費増によるマイナス分が効いているだけで、3Qだけで見れば増収増益です。 続いて介護+ヘルスケア事業は、売上4.1%増、営業利益15.6%増で増収増益。既存の介護事業は増収増益で、新規領域のヘルスケア事業は減収減益という事業の状況も変わらず。良くも悪くも安定してますね。四半期ごとの業績推移を見ると昨年度は4Qに売上が少し落ち込んでいるので、多少季節性があるかもしれませんね。 そして問題の教育事業。ですが、売上8.6%減、営業利益は中間の-32.1億から更に拡大して-51.6億。9ヶ月で50億円の赤字って冷静に考えるととんでもない額ですよね、よく我慢して続けているなと。決算説明資料にブランド別の実績が出ていますが、ニチイが売上31.5%減、営業赤字が前年比で10億円拡大と大きく足を引っ張っているのと、COCO塾が売上6.6億円しかないのに51.5億円も赤字を出しているというトンデモナイ状況が見てとれます。残念ながら、COCO塾はまだ当分足を引っ張りそうですねえ。 決算は相変わらずダメな感じですが、中間決算時の下方修正で織り込んだのか、今回は発表直後の月曜は逆に株価が上昇。今のCOCO塾の状況を見ると業績の急回復は難しそうですが、もう少し業績推移を見守りながらホールドしてみたいと思います。
金曜日の続き、8945 日本社宅サービスの中間決算をチェックします(→リンク)。
早速、決算の内容から。 2014中 売上;31.0億 営利;2.7億 経利;2.8億 当期純利;1.6億 2014通(予想) 売上;64.7億 営利;4.6億 経利;4.8億 当期純利;2.8億 2013中(前年) 売上;30.1億 営利;2.0億 経利;2.0億 当期純利;1.1億 中間で売上は前年同期比3.1%増、営業利益は32.0%増と増収増益。中間の業績予想に対し、売上はほぼ予想通り、営業利益は予想の1.9億を大きく上回ってきました。ただし、上期の好業績は経費の期ズレが原因という事で通期業績予想の修正はなし。概ね計画通りという事で、決算として良くも悪くもなしという感じでしょうか。 恒例の各事業セグメントの四半期毎の売上、営業利益ですが、まず社宅管理事務代行事業は、売上が「7.10億→7.13億→7.61億→8.03億」⇒「7.53億→7.72億」、営業利益が「1.00億→0.76億→0.57億→1.03億」⇒「1.19億→0.91億」。1Qで前四半期比で減収だったので気にしていましたが、この会社自体が下期偏重みたいですね。 続いて施設総合管理事業は、売上が「7.83億→7.99億→7.52億→8.24億」⇒「7.59億→8.16億」、営業利益が「-0.03億→0.30億→0.03億→0.72億」⇒「0.09億→0.49億」と売上、利益共に増加。売上は2Qでかなり挽回しましたが、中間までの累計では前年比で微減(-0.5%)。営業利益はのれん償却が1Qで終了し増益に転じたという事なので、下期も期待して良いのかなと思います。3Qでまたチェックですね。 株価は一時期に比べればかなり上昇しましたが、それでも今期予想PERで8倍程度。先日のノバレーゼなんかを見ても、中小型株はPER7~8倍が今の相場で妥当水準なのかなと思いますが、東証一部の平均PERから見ると割安で放置されている状態なので、引き続き水準訂正待ちでホールドしていきたいと思います。
続いて金曜分、簡単なところから・・・という事で、まずは7722 国際計測器の3Q決算から見ていきます(→リンク)。
早速、決算の内容をチェック。 20143Q 売上;81.5億 営利;9.4億 経利;10.8億 当期純利;6.5億 2014通(予想) 売上;115.0億 営利;20.0億 経利;20.0億 当期純利;12.0億 20133Q(前年)売上;63.4億 営利;3.3億 経利;3.1億 当期純利;1.5億 3Qは前年同期比で売上28.7%増、営業利益は183.5%増、そして当期純利益は349.3%増!!!と相変わらず絶好調決算です。売上は最終的には上振れもありそうですが、今回も業績予想の修正はなし。4Qが昨年並みの売上なら、二桁はプラスになると思うんですけどね~。まあ予想が保守的な会社なので、しょうがないです。 恒例の受注高、受注残高を見ておきますと、 受注高;26.3億→30.0億→29.5億→29.6億⇒52.4億→44.8億→42.1億 受注残高;82.1億→80.7億→79.5億→58.9億⇒102.6億→112.8億→124.4億 2Qから更に減ってはいますが、昨年比では大幅増であり、まあ来期も大丈夫かなという感じでしょうか。受注残高は124.4億円とまた最高を更新!四半期に40億円ペースで受注があれば、年間160億円規模の売上になるわけですから、まだ伸び代はありそうですね。セグメント別に見ても、国内、海外それぞれ売上は増加しており、景気回復の恩恵をバランス良く受けている印象です。 株価は昨年から着実に上昇しており、今年に入ってからは1200円~1300円台で揉み合い。今期予想PERで15倍くらいなので、まあ妥当な水準かなと。ここから上に行くには更に業績を伸ばす必要がありそうですが、受注、受注残はまだ順調に積み上がっており、まだ上値余地はありそうなので、引き続きホールドしていくつもりです。
続いてやっと今週分、まずは火曜に発表された8059 第一実業の3Q決算です(→リンク)。
早速、決算の内容をチェック。 20143Q 売上;856.7億 営利;18.8億 経利;21.8億 当期純利;10.9億 2014通(予想)売上;1300.0億 営利;46.0億 経利;48.0億 当期純利;30.0億 20133Q(前年)売上;885.0億 営利;26.6億 経利;29.9億 当期純利;16.7億 中間は前年同期比で売上3.2%減、営業利益は29.0%減と減収減益。売上は中間時点では前年比プラスでしたが、3Qだけで見ると10%以上の減収で、3Q累計でも前年割れになってしまいました。営業利益も、3Qはまた1Qのように営業赤字に転落。2Q&4Q偏重型の会社とは言え、なかなかきびしい決算内容です。 セグメント別の業績を見ると、プラント・エネルギー事業は前年同期比でプラスに転じて売上4.4%増、ただし営業利益は25.9%減。エレクトロニクス事業は引き続き横ばいで売上0.4%増、ただし14.0%の減益。産業機械事業は自動車業界向けの設備需要が伸びたとあるものの売上はマイナスに転じて8.8%減、ただし営業利益は増えて8.5%増となりました。どの事業も前年3Qを下回っており、何か特定の事業が足を引っ張ったという事ではないみたいですね。 ファクトシートの方に受注高があるので押さえておきたいと思いますが、3Qまでの累計受注高は前年比3.0%の増加です。飛び抜けて良いという数字ではありませんが、受注が前年を上回っていると少し安心できますね。 株価は昨年末から地味に上昇していたものの、最近の急落で元に戻ってしまいました。業績に下振れリスクはありますが、今の株価水準は今期予想PERで8倍と安いので、リスクも限られているであろう・・・という事で、引き続きホールドでいきます。 |
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