この週も海外市場の好調は続き、ダウが週中に終値で10,000ドルを回復。日本市場もその流れに乗って堅調な動きでしたが、政治要因あり、円高ありで先行きが不透明な事もあってか、出遅れ感が鮮明になってきた10月第2週(10/13~10/16)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 10/9;10016.39→10/16;10257.56)
証自(28%) 買;1兆4287億 売;1兆3842億 差引;+445億
法人(9%) 買;5085億 売;5557億 差引;-472億
個人(17%) 買;9565億 売;1兆363億 差引;-798億
外人(43%) 買;2兆844億 売;2兆24億 差引;+820億
証委(3%) 買;1347億 売;1333億 差引;+14億
合計(100%) 買;5兆1128億 売;5兆1119億 差引;+9億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 10/9;49.28→10/16;48.79)
証自(11%) 買;36億 売;29億 差引;+7億
法人(11%) 買;47億 売;48億 差引;-1億
個人(46%) 買;239億 売;216億 差引;+23億
外人(25%) 買;68億 売;96億 差引;-28億
証委(7%) 買;36億 売;37億 差引;-0.5億
合計(100%) 買;426億 売;426億 差引;-1億
まずは東証一部。外人が3週連続の買い越し、証券会社が買い転換と大人勢が買いに回ったわけですが、金額的にはそこそこで強気という訳でも無さそう。また、法人と個人が売り越し継続ですが、両者共にここ数週間あまり極端な買い越し、売り越しが無く、あまり主体性は出ていない感じがします。
続いてジャスダック。前週に大幅売り越しだった個人が買い転換、逆に大幅買い越しだった外人が売り転換、ちょっと揺り戻しが入りました。他の主体は特に動き無し、全体でも売買代金が低迷しており、停滞気味な感じですね。