以下Yahoo!ニュースから抜粋です。
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ダウ急反落、387ドル安=今年2番目の下げ幅〔米株式〕(9日)☆差替
8月10日4時20分配信 時事通信
【ニューヨーク9日時事】9日の米株式相場は、米国の住宅金融問題が欧州金融機関の経営にも飛び火したことを嫌気して、金融関連銘柄を中心に売られ、急反落した。ダウ工業株30種平均は前日終値比387.18ドル安の1万3270.68ドルで終了。1日の下げ幅としては今年2月27日の世界同時株安(416.02ドル安)以来、今年2番目の大きさとなった。ハイテク株中心のナスダック総合指数も56.49ポイント安の2556.49の大幅安だった。
ニューヨーク証券取引所の出来高は、前日比1億9500万株増の27億9489万株。
低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き増加や、同ローンを担保に組み込んだ金融商品の価格低下を背景に、金融機関やヘッジファンドに対する経営不安が強まっている。同日は、米国発の住宅金融問題が欧州にも波及。仏金融大手BNPパリバが傘下ファンドを凍結したことなどをきっかけに、欧州の株式相場が軒並み急落し、米市場も終始売り優勢だった。
サブプライム問題に伴う損失は、ドイツの大手銀行や米証券大手ゴールドマン・サックス(GS)にも広がっているとの報道が相次ぎ、市場では信用収縮への懸念が急速に強まった。このため、短期金融市場の流動性が低下し、欧州中央銀行(ECB)が緊急オペを実施して、2001年9月の米同時テロ以来の規模となる約950億ユーロを供給。これに呼応して、ニューヨーク連銀も240億ドルを供給する事態となった。(続)
最終更新:8月10日7時1分
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沈静化したかと思われたサブプライムローン問題が再燃。ここ最近のダウは100ドル~200ドルくらい平気で動いていたので感覚が麻痺してきてますが、387.18ドル安はあの2/28以来、今年2番目の下げ幅だそうです。
日本市場でも2日前くらいからヘッジファンド解約による投売りと見られる動きがあったそうで、どうもおかしいと勘付いていた人も多かったようですね。信用収縮懸念に端を発するヘッジファンドの売りがいつまで続くのか分かりませんが、投売りが終わるまでしばらくは軟調な相場が続きそうです。
CME日経先物は現在16,855円、昨日の現物終値から300円くらい安いですから、今日は下げを覚悟するしかないでしょう。ただ、私の所有している銘柄は、ちょっと前の上げ相場の時もほとんど上がらなかった銘柄ばかりなので、影響は限定的ではないかと淡い期待を抱いているんですが。。。
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