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直感重視の素人投資家、天地人の株日記です。株や経済に関するネタを中心に書いていく予定です。
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    以下、NIKKEI NETの記事から抜粋。

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    新興3市場、4割がPBR1倍割れ

     新興3市場を代表する株価指数が12日、3日連続で年初来安値を更新した。相場低迷が長引く中で、PBR(株価純資産倍率)が1倍を割り込んだ銘柄数は全体の4割を超えた。PBR1倍割れは企業を解散し残った資産を株主に分けた方が割高な状態を意味する。個人投資家などの買い意欲が後退、新興株の人気が離散していることを浮き彫りにしている。

     ジャスダック、マザーズ、ヘラクレスの3市場に上場する企業のうち、12日の終値ベースでPBRを算出できる1327社のPBRを見ると、全体の46%にあたる610社が1倍を割り込んでいる。野村証券の調べによると、これは2004年1月以来の水準となる。 

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    46%とはねえ・・・正直私はここまでひどいとは思ってませんでした(^^; もちろん、「資産」の中身がどれだけ信用できるかという話もありますので、実際に解散価値を下回っている企業はここまで多くないと思いますが、それでも特売状態なのは間違いないでしょう。

    こうなってしまった原因は、おそらく需給の不一致でしょうね。ライブドアショック後、市場からの資金撤収が進む一方で(需要減)、IPOバブルと称して証券会社が新規公開企業を乱造した結果(供給増)、一企業あたりに流れる資金はどんどん少なくなっているはずです。増やすばっかりでなく、しょうもない企業をガンガン減らす仕組みがあれば良いんですけど。

    少し話が逸れてしまいましたが、このニュースで重要なのは、大半の銘柄が安売りになっているという事は、いずれ新興市場が反発する時が来ても、「安い」というだけでは買われないという事だと思います。

    数あるバリュー株の中で選ばれるには、例えば、

    A.所属する業界全体が人気化する
    B.業績が劇的に良くなる(赤字→黒字など)
    C.事業価値が認められ、TOBやM&Aの対象になる

    などなど、投資家(特に個人)の注目を集める何かが必要でしょう。私は一応この辺は意識して投資しているつもりですが、私一人そう思っていてもしょうがないわけで、結果は相場に聞くしかありませんね。

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