2007年11月(11/5~11/30)の月間売買状況のデータです。株価が大幅に回復した10月から一転、日経平均は一時14000円台まで下落し、天国から地獄へ叩き落された1ヶ月でした。
【東証一部】(日経平均株価 11/2;16517.48→11/30;15680.67)
証自(28%) 買;13兆8367億 売;13兆9884億 差引;-1517億
法人(8%) 買;4兆6755億 売;3兆6712億 差引;+1兆43億
個人(14%) 買;6兆6641億 売;6兆9138億 差引;-2496億
外人(49%) 買;24兆4857億 売;25兆582億 差引;-5725億
証委(1%) 買;4899億 売;4949億 差引;-50億
合計(100%) 買;50兆1519億 売;50兆1264億 差引;+255億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 11/2;78.69→11/30;75.03)
証自(14%) 買;808億 売;754億 差引;+54億
法人(9%) 買;496億 売;484億 差引;+12億
個人(57%) 買;3081億 売;3158億 差引;-77億
外人(17%) 買;954億 売;930億 差引;+24億
証委(2%) 買;101億 売;100億 差引;+1億
合計(100%) 買;5440億 売;5425億 差引;+14億
まずは東証一部。法人が1兆円を超える大量買い越し、うち信託銀行が6847億円の買い越し。8月の急落時に続き、相場が大きく下落すると信託銀行が大量に買いを入れるようです。これが15,000円どころで株価の下支えになっているんでしょうね。
あと気になるのは、個人の売買代金が減少していること。休日が多く取引が少なかった9月並みの水準まで落ち込んでおり、売買代金に占める割合は14%とこれは今年6月以降で最低の数字です。
続いてジャスダック。個人は大幅売り越し継続(ウォッチングを始めた6月以来、6ヶ月連続の売り越し)、その他の証券会社、法人、外人は皆買い越し。10月も買いまくっていた信託銀行は売り越しに転じましたが、その代わり投信の買い(27億の買い越し)が入っているようです。