2009年9月(8/31~10/2)の月間売買状況のデータです。絶好調だった8月の相場から一転、民主党政権誕生と共に期待上げ相場は下げに転じ、それに補正予算執行停止、モラトリアム発言、円高容認発言と株式市場にとっては正に人災続き、個人的にも5勝19敗と散々な1ヶ月でした。
【東証一部】(日経平均株価 8/28;10534.14→10/2;9731.87)
証自(28%) 買;8兆1369億 売;8兆299億 差引;+1070億
法人(10%) 買;2兆5565億 売;3兆1242億 差引;-5677億
個人(19%) 買;5兆7819億 売;5兆2843億 差引;+4976億
外人(40%) 買;11兆4910億 売;11兆6175億 差引;-1265億
証委(3%) 買;8218億 売;7703億 差引;+515億
合計(100%) 買;28兆7881億 売;28兆8262億 差引;-381億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 8/28;50.00→10/2;48.61)
証自(7%) 買;196億 売;224億 差引;-29億
法人(11%) 買;299億 売;333億 差引;-35億
個人(56%) 買;1595億 売;1669億 差引;-75億
外人(18%) 買;562億 売;480億 差引;+82億
証委(9%) 買;254億 売;252億 差引;+3億
合計(100%) 買;2906億 売;2959億 差引;-53億
まずは東証一部。外人の買い越しは5ヶ月連続でストップ、あとは法人がけっこう売ってますねえ・・・目立つのは信託銀行で4291億の売り越しです。一方で個人が売買シェアは大きく減ったものの大幅買い越し、証券会社が小幅ながら買い越し継続。週次の分析でも書きましたけど、けっこう外人が売っているのかと思ったら、そうでも無かったというのが正直な印象です。
続いてジャスダック。前月買いに回った個人が早くも売り越しに転換、売買シェアは維持していますが今月は新興を売って東証一部へという流れがあったんでしょうかね。国内勢は他の証券会社、法人も売り越し。買い方は外人でかなりの額の買い越しになってます。昔は海外勢が買えば新興も上がっていたように思うんですが、傾向が変わってきてるんでしょうか。