投資部門別売買状況（2014年4月2週） ≫2014.04.20 [Sun]

前週末に発表された米3月雇用統計は良い内容でしたが、米国の株価が大幅下落した事で日経平均は月曜日から大幅安スタート。火曜に日銀が金融政策の現状維持を決定すると売りが加速し、終わってみれば5営業日中4営業日が200円を超える大幅下落、15,000円台からあっという間に14,000円割れまで下落した4月2週（4/7～4/11）のデータです。

【東証一部】（日経平均株価　4/4：15063.77→4/11：13960.05）

証自（16％）  買；1兆5985億  売；1兆9053億  差引；－3068億
法人（6％）    買；6165億        売；6398億       差引；－233億
個人（15％）  買；1兆8534億   売；1兆3894億 差引；＋4639億
外人（62％）  買；6兆5937億   売；6兆7494億 差引；－1557億
証委（1％）    買；1395億        売；1155億       差引；＋240億
合計（100%） 買；10兆8015億 売；10兆7994億 差引；＋21億

【ジャスダック】（ジャスダック指数　4/4：2024.57→4/11：1947.87）

証自（2％）   買；63億      売；58億      差引；＋4億
法人（2％）   買；97億      売；86億      差引；＋11億
個人（70％） 買；2585億  売；2568億  差引；＋17億
外人（19％） 買；694億    売；729億    差引；－35億
証委（7％）   買；245億     売；243億    差引；＋3億
合計（100%）買；3684億   売；3684億  差引；＋0.1億

まずは東証一部。前週揃って買い越しだった証券会社と外人が売り越しに転換。売買金額も少ないまま、売り越し額もそれほど大きいわけではないので、売られたというより買いが入らなかったという感じなんでしょうかね。法人は2週連続の売り越し継続で、個人だけが買い越しに転換しました。前週からの流れをまとめると、閑散相場でボラティリティが高い中で行って来いでした・・・という事になるでしょうか。

続いてジャスダック。売買金額が3,600億円台まで一気に下落。東証一部から一週遅れて新興も出来高が減りました。主体別では個人が買い越し継続、外人が売り越し継続は変わらず。証券会社も2週連続買い越し、法人は4週連続買い越しで、主体別の動向は前週と変わらずでした。