日経平均、今年3番目の下げ幅 ≫2024.09.04 [Wed]

日経平均 ；37047.61 （-1638.70、2日続落）

TOPIX ； 2633.49 （-99.78）

グロース250 ； 651.78 （-28.79）

東証グロース ； 831.83 （-35.31）

東証REIT ； 1740.58 （-16.23）

日経平均は大幅安。前日の米国株が指標の悪化による景気後退懸念の高まりから下落した事を受けて、日経平均は8月5日のブラックマンデー以来の大幅下落となりました。新興市場やREITも今日は全面安、値をある程度戻したところでまた冷や水を浴びせられた感じですね。

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日経平均は１６３８円安と大幅続落、米景気の不透明感からリスク回避姿勢＝４日後場

15:28 配信　ウエルスアドバイザー

　４日後場は日経平均株価が、前日比１６３８円７０銭安の３万７０４７円６１銭と大幅続落し、８月５日、同２日に次ぎ今年３番目の下げ幅となった。ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は、同９９．７８ポイント安の２６３３．４９ポイントと７日ぶり急反落して取引を終えた。現地３日の米国株安を受け、日本株も朝方から売り優勢の展開。時間外取引の米株価指数先物が下落したことや、外国為替市場で、１ドル＝１４５円１０銭台と円高・ドル安の方向に振れたことも重し。日経平均は、午後２時１５分に、同１８０６円９８銭安の３万６８７９円３３銭を付けた。売り一巡後は、手控えムードが強まるなか、弱含みで推移した。

　東証プライム市場の出来高は２０億７４０万株。売買代金は５兆１０６２億円となり８月のＳＱ（特別清算指数）値算出日の９日を除くと、８日以来の５兆円超え。騰落銘柄数は値上がりが９７銘柄にとどまった一方、値下がりは１５２８銘柄と９割を超えた。変わらずは２０銘柄だった。

　市場では「米景気への先行き不透明感から米８月雇用統計への警戒が強まり、リスク回避の売りに押された」（中堅証券）との声が聞かれた。

　業種別では、全３３業種が下落した。ＩＮＰＥＸ <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、三井金 <5706> 、住友鉱 <5713> などの非鉄金属株が下落。大和証Ｇ <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、出光興産 <5019> 、ＥＮＥＯＳ <5020> などの石油石炭製品株も安い。三菱ＵＦＪ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株や、アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> などの電気機器株も軟調。ディスコ <6146> 、ダイキン <6367> などの機械株や、第一生命ＨＤ <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株も弱かった。

　個別では、サンウェルズ <9229> 、宮越ＨＤ <6620> 、ＫＯＫＵＳＡ <6525> 、ローツェ <6323> 、マイクロニ <6871> などが下落。半面、富士ソフト <9749> （監理）、山善 <8051> 、バンナム <7832> 、ホットランド <3196> 、ニトリＨＤ <9843> などが高い。

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