以下、Yahoo!ニュースより抜粋。
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NY株、7日ぶり急反発=米公定歩合下げを好感〔米株式〕(17日)☆差替
8月18日0時42分配信 時事通信
【ニューヨーク17日時事】週末17日の米株式相場は、低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン焦げ付き増加をきっかけとした金融機関の経営不安と信用収縮懸念を解消するため、米連邦準備制度理事会(FRB)が公定歩合引き下げを緊急決定したことを好感し、7営業日ぶりに大幅反発した。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は寄り付き直後に、前日終値比321ドル高まで急伸。その後、米景況感悪化を示す指標が発表されて売り戻されたものの、233.30ドル高の1万3079.08ドルと、3日ぶりに1万3000ドルを回復して終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は53.96ポイント高の2505.03で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比5億1027万株減の24億7841万株。
FRBは同日朝、民間銀行が全米各地区連銀から資金を借り入れる際の金利である公定歩合を年0.5%引き下げて5.75%にすることを決定。金融政策決定機関である米連邦公開市場委員会(FOMC)も昨夜の緊急会合を経て、「米国経済の成長リスクが目に見えて高まった」との声明を発表。金融市場の混乱が実体経済に波及しつつあることを認めた。
声明は、最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利誘導目標の引き下げにも含みを持たせたため、株式市場には大きなプラス材料となった。信用不安を背景に、前日まで大幅続落となっていた銀行や証券など金融関連銘柄に買いが集まり、相場全体をけん引した。(続)
最終更新:8月18日7時16分
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FRBはさすがと言うか、絶妙なタイミングで動いてきますね。先日の資金供給オペもそうでしたけど、本当にやばそうな時に暴落はさせないという態度を示すことで、うまく大混乱を防いでいるなあと感じます。
ただ、公定歩合を引き下げても、サブプライムローン問題の本質は何ら解決されませんので、“**傘下のヘッジファンドが**億ドルの損失”とか、“住宅ローン大手の**が破綻”とかそういうニュースが出ると、またすぐに危険な状態になると思います。FRBはまだFF金利の利下げというカードも持ってますから、後はそれをどこで使うかでしょうね。
いずれにしろ、下手すると7-9月期の決算が出る10-11月くらいまで、相場が神経質な動きになりそうなので、月曜日に日経がもし上がるようなら一部換金しておきたいなあというところです。でも、皆同じ事を考えてるでしょうから、朝高後戻り売りが多くてすぐに沈みそうな予感(^^;
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