前週に停滞感が出てきた米国市場は、ナスダックが4日続落するなど完全に調整入り。日本市場もそれにお付き合いで週を通じて軟調な展開。続々と発表される主要企業の決算も、下期の見通しが不透明&保守的な事からあまり買い材料視はされず、日経平均が週中一時3週間ぶりに10,000円割れ水準まで落ち込んだ10月第4週(10/26~10/30)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 10/23;10282.99→10/30;10034.74)
証自(30%) 買;2兆1222億 売;2兆1899億 差引;-677億
法人(12%) 買;8298億 売;8799億 差引;-502億
個人(17%) 買;1兆2251億 売;1兆1514億 差引;+737億
外人(38%) 買;2兆7121億 売;2兆6814億 差引;+307億
証委(3%) 買;1839億 売;1773億 差引;+66億
合計(100%) 買;7兆730億 売;7兆799億 差引;-69億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 10/23;49.01→10/30;48.59)
証自(8%) 買;37億 売;49億 差引;-11億
法人(11%) 買;63億 売;57億 差引;+6億
個人(51%) 買;247億 売;286億 差引;-39億
外人(22%) 買;124億 売;108億 差引;+16億
証委(8%) 買;40億 売;40億 差引;-0.5億
合計(100%) 買;510億 売;540億 差引;-29億
まずは東証一部。売買代金がけっこう増えましたが、何かありましたっけ!?主体別に見ると、証券会社が売り越しに転換し、個人が買い越しに転換。外人はまだ買い越し継続ですか・・・、ただ前週同様にあまり動きのない一週間でした。
続いてジャスダック。売買代金がかなり減りましたね~、しかも個人が大幅売り越しに転換でちょっと怪しい雰囲気。東証一部が活況でしたので、そちらに資金が流れたんでしょうか。あるいは、新興市場の企業決算発表が11月に多い事が手控え要因になったのかもしれませんね。
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